ブログはnoteに移行しました。

このWebページを立ち上げて数回記事を書きましたが,現在の主たる活動に関する記事はnoteにアップしてます。

最近,ゼミの学生がnoteで素晴らしい記事を連発していて,久しぶりに私もブログを書いてみようと思った次第です。みなさんにとって興味関心があるものかはわかりませんが,今感じていることを率直に書いてますので,ぜひご笑覧ください。

私のnoteはこちらです。

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トレジャーハンティング

家族と学生を伴って佐賀県有田へ。実は始めての有田。隣の長崎県波佐見にはこの春にも行ったし,我が家で愛用しているマルヒロも波佐見のもの。

さて,有田へ向かった目的は,先日の九州シェアリングエコノミー推進協会で出会った幸楽窯のピメンタさんに会いに行くため。たまたま直前に福岡の深夜番組で取り上げられており,それ以前には全国放送でたくさんの外国人が訪問する場所として取り上げられていた。

幸楽窯では「トレジャーハンティング」なるものがある。

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自分で箱を自由に動かし欲しい食器をカゴ1杯に購入できる

簡単に言えば(自己規制)なのだが,数十年放置されていた陶磁器がこのような形で日の目を見るとはと言ったところ。この日もアメリカから自分で作陶するために訪問してきた女性がおられた。韓国,台湾からも多くの方が訪れているらしく,国際便で自国まで輸送するらしい。海外では高級品,なかなか変えない物とあって,5,000円や1万円でカゴいっぱいに陶磁器を購入できるこの企画はめちゃめちゃ受けているらしい。 続きを読む “トレジャーハンティング”

業績目標をいかにシェアするか

2月にトランジットで訪れて以来の東京。いや、実質的には正月以来の東京。宿泊は蒲田。

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浜松町駅北口から東京タワーを眺める

朝からお世話になっている某社社員とミーティング。会社の将来計画について議論。事業が拡大して行く中で、いかに人心と向き合うか。人の心とは移ろいやすいもの。

昼前からは某社で幹部研修。テーマは管理会計と業績管理。1コマ目は管理会計の理論的お話、2コマ目はペーパータワーを利用した会計とプロトタイピングの話、3コマ目はGoogle等で利用されているOKRObjects and Key Resultsを活用した中期経営計画のシェア。

幹部研修と言っても、予算管理に携わったことがある人もいれば、顧客に向き合うフロントラインで会計なにそれって人もいる。ただ、経営者からは将来的な課題が何かが明確に語られていたし、組織構築、権限委譲をいかに進めていくかはあらゆる企業において課題であるので、同社の「良さを失わずに業績目標を設定してみましょう」と伝えてワークショップを進めた。 続きを読む “業績目標をいかにシェアするか”

千里の道も一歩から

「地方創生」が国家戦略に取り入れられて長い時間が経過したが、取り上げられるのは際立ったケースばかり。そんなところで、地方創生の象徴のように語られる町と目に見えないところでじわじわと取り組みを継続してきたある企業の話を聞いたり、読んだりした。今日はそのお話。

地方創生の代表例としての神山
先日、九州大学で以前一緒に仕事をさせて頂き、今では会社経営者としてまちづくりや地方創生事業に関わっていらっしゃる方のお話を伺った。地域活性化(あえて地方創生とは言わず)、IT企業の進出で話題なった徳島県神山町の話。九州大学の公開講座の一環。

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九州大学における神山町のまちづくり講義

神山では彼や彼の仲間たちが町に入って以来、町役場や町民が持っている資源を活用したまちづくりが進んでいるという。人口減少で仕事が無くなった大工にUIJターンで戻ってくる人たちに向けた住居の建設をしたり、そのデザインも町にいるデザイナーに依頼したり、地元の高校分校に園芸科があることを活用してお年寄りの家の裏山の木々の伐採や植木の手入れを手伝うといったような。まさに資源の総動員である。

地域を活性化するときに、私はそこで「働く」機会をどれだけ作れるかということを考えてきた。商学部に勤めていることもあるけれども、人を定着させるためには「働く」場所があることが大切だからだ。よく聞くように、なぜ若者が都会に出て行くのかという理由に遊ぶ場所と働く場所というのが挙げられる。

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事業承継と利益管理

今日は研究・イノベーション学会の九州・中国支部研究会に出席するため、九州大学箱崎キャンパスにやってきた。

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九大が移転しても保存される旧工学部本館

工学部地区はほとんど建物が無くなってしまった。今日の研究会はこの「旧工学部本館」が会場。今日の講演はこの数ヶ月大変懇意にしている筑後地域の農業機械メーカー(C)の社長さん。テーマは「中小企業によるイノベーションの促進–地方の課題として中小企業はグローバルな視点でイノベーションの機会をどう内部で整え、新規事業に結び付けていけるか」という少々長いもの。

C社は、製品の奇抜なネーミング、Grobal Niche Top(GNT)、「経営はコストアップ」がキーワードで著名な企業。主として海外展開についてお話を伺ったが、展開が進むについれて競合他社の存在、商慣行(特に売上債権の回収)、販売先までの距離の長さ等々が問題となり、先代(会長)の強みを基礎にしながら、いかに利益構造を作り変えて行くのかが経営課題だというお話であった。会長の言う「コストアップ経営」とは『顧客に寄り添うモノづくり』であり、『モノづくりのおせっかい』だけれども、愚直にやればやるほどコストは上がる。

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